2015年10月22日

【スーパーマリオメーカー】鬼畜コースの実況プレイは面白い(見るのはw)

鬼畜コースの実況プレイ動画を見るのは面白い。
その理由は、実況動画にストーリー性があるからだろう。

魔王に立ち向かう勇者の様に、強敵(鬼畜コース)に挑む実況者。
最初は絶対にクリア出来ないと思われたコースに何度も挑み、腕が上がり、ついにクリアするアップ主。

強敵の出現、敗北、苦難、奮闘、プレイヤーのレベルアップ、目的の成就(コースクリア)という、
「物語」を作るのに必要な物がつまっている、
それが鬼畜コースの実況だろう。

加えて実況には、主の感情が加わる。
圧倒的な難しさに対する絶望感。罠に掛かった際に生じる悔しさ、怒り。苦難の末にクリアした時に訪れる喜び。

視聴者はそれを安全地帯で味わう事が出来る。それが実況動画を見る面白さだろう。

   ◇

逆に、面白くなさそうな実況プレイ動画について考えてみよう。

簡単なコースをあっさりクリアする実況動画。それって、見てて楽しいだろうか?

勿論、難しそうなコースをあっさりクリアするのは有りだ。
「難しそうに見えたけど、簡単にクリア出来るんだ」と、視聴者を驚かせるのは良い。
或いは、「こんな難しいコースを簡単にクリアするなんて、アップ主はゲームが上手いんだな。凄いな」と感心させるのも良い。

しかし、簡単なコースを簡単にクリアする事には、何の意外性もない。驚きもカタルシスも無い。だから、面白くない。

   ◇

たとえばヒーロー物の漫画で、主人公が敵をあっさり倒したら実につまらない。
それを逆手にとって、主人公があっさり敵を倒す漫画もあるそうだが。

ここで大事なのは、強い主人公が強い敵を倒す事だろう。
強い主人公が弱い敵を倒しても、あまり面白くない。

弱い主人公が強敵を倒す物語は、ある種の成長物語であり、強敵を倒してる時には、すでに主人公は弱くない。

これをゲームの実況に置きかえると、難しいコースを簡単にクリアする動画は面白くても、
簡単なコースを簡単にクリアするのは当たり前で実につまらない、という事だ。

   ◇

また、実況の面白さに必要なのは、実況者の感情の起伏だろう。

冷静に実況しながら鬼畜コースを淡々とクリアする、そういう動画も勿論有りだろう。静かな動画は落ち着いて見られて良い。(実況のないプレイ動画も面白い。)

しかし、実況動画をいくつか見たが、アップ主は感情を出した方が視聴者にとっては面白い。

罠に引っ掛かったら、「くそぉ」と悔しがり、クリア出来たら「よっしゃぁあああ」と喜ぶ。
視聴者も、映画の主人公を応援するように、実況者を応援したくなってくる。
(実況がうるさいと逆効果ですが。)

アップ主と視聴者との感情の共有、鬼畜コースをクリアした際にもたらされる達成感、喜び。
それが、鬼畜コース実況を見る面白さだろう。

   ◇

また、孔明の罠(隠しブロックを出したせいで死亡等)、プレイヤーを襲う罠の存在も、動画視聴者にとっては面白い場合がある。

「こんな場所に孔明(隠しブロック)を置くなんて、酷い作者だ」とか「やっぱりな、罠があると思った」とか、視聴者に色々感じさせられるので。

鬼畜マリオのプレイ動画で、隠しブロックに引っ掛かってマリオが死んだ際、ニコニコ動画では、「あああああああ」とか「ですよねー」等のコメントが見られる。

視聴者が動画を見ても何も感じないって、アップ主としては一番寂しいのでは?
視聴者の反応を引き出す、一緒に叫んで一緒に喜ぶ。或いは笑わせる。

視聴者は罠に掛かったプレイヤーを見て、一緒になって怒ったり、がっかりしても良し。
上から目線で、「あそこに罠があるって分かるだろ」と思っても良し。

実況者にとっては、酷い罠も「おいしい」かも知れない。


   ◇

ちなみに自分は、スーパーマリオメーカで、初見殺しや詰みポイントが大量にあるコースには腹が立つし、そんなコースは最後までプレイしません(笑)。
作った人も「下手な人はお断り」ってつもりなんでしょう。

鬼畜コースはする物じゃなくて、見る物です(笑)。
腕に覚えのある人、クリア出来るまで意地でも頑張る人、鬼畜コースはそういう人向けです。
製作者の自己満足のためにコースを作るわけですし。

(適度な難易度と面白さを兼ね備えたコースを素人が作るのは、難しいですね。)

   ◇

鬼畜マリオを自分でプレイするのは辛いので、鬼畜ゲームは人がプレイしてるのを見る方が好きです。

鬼畜コースをクリアする瞬間を、自力で見れない人は結構多いと思うので、
鬼畜コースの実況はそれなりの人気と需要があると思います。
他人のプレイを見て感心するも良し、自分がプレイした気になって達成感を味わうも良し。

簡単なコースは自力でクリアすれば良いのであって、わざわざ他人がプレイしてる動画を見る必要はありません。

自分で出来ないから、他人がしてるのを見るんですよ。
テレビ等でボクシング中継や、「スタントマンの決死の挑戦」を見るのもそうです。自分で出来ないから、見る。

だから誰でもクリア出来そうな難易度のゲームを実況されても、正直それ程見たいとは思わないです。
そのゲームを所有してなくてプレイが出来ない場合は、見ますが。

簡単なゲームを実況するなら、ゲーム内容以外の部分で笑わせるなり、人の興味を引かないとね。

   ◇

まとめ
鬼畜ゲーの実況を見て面白いと感じる訳。

1、自分ではクリア出来ないので、人がクリアした場面を見たい。それが見れて嬉しい。
2、強敵(ゲーム)に立ち向かっているプレイヤーの姿に感情移入をし、自分もプレイしているかの様な興奮を味わえる。
3、上手なプレイや、上達する過程を見るのが面白い。
4、外野席で、ああのこうのと好き勝手に言うのが楽しい。

等だろうか。

そこにあるのは、強大な壁と、それを超える力を獲得するために奮闘する主人公(プレイヤー)だ。
映画やドラマの主人公が持っている要素である。

映画の製作であれ、ゲーム作りであれ、動画作りであれ、人に面白いと感じてもらうために大切なもの。
それは、意外性や、「困難を克服する物語」だろう。

バッドエンドも有りですが。

予想通りの安心感を提供するか、予想外の驚きを提供するかは、人それぞれでしょう。
posted by 赤石物語集 at 19:19| Comment(0) | マリオメーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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